ナビの北海道旅行記2009 | パート3 |
7月16日 |
![]() そういえば福島のご夫婦はとっくに消えていた。本当に6時頃出たんだろうか?しかし旦那の声の大きさにはちょっと閉口。昨日自分の部屋に戻ってウトウトしていると、何処からか話し声が、、、。あの旦那か!それも隣の部屋か、、、、。いや〜壁越しによ〜く聞こえた。でもいつの間にか俺は寝ちゃったけど、、、。 |
![]() 料金を支払いオーナーさんのお見送りで出発。でもこのオーナーさん昨日からず〜っとマックに向かって格闘していたみたいだったけど、、、何しているのかな?今朝も朝からず〜っとマックを触っていたけど、、、。 |
![]() 久々のワインディング。しかしバイクが変?ドライな舗装路なのにバンクしてくれない、、、。カーブで曲がろうとしても、強引に倒さなければ安定した走りが得られない。いや挙動が不安定。何かトラブルかな?って思い途中でバイクを止め点検。 |
![]() 阿寒湖は問答無用でパスする。ここから足寄までは、これと言った観光地もないからヒマだ。オンネトーだって今さら、、、、って感じ。ただラワンブキは見ていこうか?昨年だっけ9月に行ったことがあったけど、時期的に遅かったこともありほとんどが枯れていたから、大きなフキを見てみたい。 |
![]() 多分オンネトー経由よりも30分近く時間かかったんじゃないかな?かなり足寄市街まで走ってからUターンする形で戻るルートだから、、、。 |
![]() 昨年もそうだったんだけど、決して感動する場所ではないかな?いろいろなダートを走っていると似たようなフキが自生している場所もあったし。ただこれがおいしいフキになることは関心するけれどもね。 |
![]() でも俺が足寄に来る時は大体最終日だったりしてフェリーに乗るために時間がないことがしばしば、、、。単なる中継地でしかなかったからね。入場料を払って館内に。足寄では古代の化石が比較的発掘されるそうな。そのためのスタッフが常駐していて色々な研究をされているみたい。 |
![]() ただ、いたるところクジラばかりの展示にはちょっと、、、、。ただ、展示物を見ていて疑問を感じてきた俺はスタッフに質問してみる。それはクジラとイルカってどう違うんだろうか?スタッフの判り易い説明によると、明確な違いはないんだけど、、、と前置きされながら、、 |
![]() 「ハクジラ」ってのは口には歯が生えているクジラのことで、こちらは魚を主食とするそうだ。最大のものは15mほどのマッコウクジラなんだそだ。鯵や鰯を好むらしい。で、イルカなんだけど、、、 |
![]() ただ学者によって生長4mの基準はあいまいで、4m以下なのにクジラと読んだり(ゴンドウクジラとか)4m以上もあるのにイルカと言う(シロイルカ)のもあるので、名前が付いた時点で決まるらしい。ふ〜ん勉強になったなあ〜 意外と勉強になった。単なる展示物しかない博物館ではなく専門のスタッフが常駐してわかり易く説明してくれるのはありがたい。 |
![]() このビデオは廃止間近の撮影だったはずなんだけど、、帯広駅を出発した列車の案内放送、、、、もちろん音声テープなんだけども「ご乗車ありがとうございます。この列車は士幌線十勝三股行きです。次は音更に止まります」。え?気が付かなかった。この列車は糠平までしか行かないのに十勝三股行きなんて、、、。 |
![]() NPOひがし大雪アーチ橋友の会のみなさんの苦労により出来上がったもので、素晴らしいものだ。土日のみの運営なので、今日は乗車はできないが、子供達には楽しいかもしれない。 |
![]() ![]() しばし散策してみるんだけど、、、やっぱりちょっとビビる。熊さんの気配が、、、。 熊さんがいるとは思わないけど、、、やっぱり怖いもんね。数枚の写真を撮って出発。 |
![]() ![]() 出てきたカレー、、、。とっても美味しい。 食後もしばらくお話をさせてもらう。お店の奥には三股のジオラマがあって、当時のイメージが判る。しかしこれだけの建物が全て撤去されて、この山荘だけになってしまったのは時代の流れとは言うものの、何ともいえないものを感じさせられる |
![]() 奥地まで行ってみたいけど、バイクじゃ無理だ。ダートらしき道があるんだけど、、、いつかはレンタカーでダートを走ってみたいものだ。三股を出発。これから三国峠に進む。 |
![]() 山荘の標高はおおよそ500m(ここでも結構高いのね!)峠は1100mを越えるから、600mと かなり登る事になる。旭川まで110kmって案内板を見た時、ふっと気が付いた、、、。道路に電線がない、、、。そうか、、、一切の住宅がない、無人の地帯な訳。こんな光景は北海道を走っていれば何処でもある光景なんだけど、、、。 |
![]() 雰囲気だけど ここより多分200mほどは高そう。徐々に登って行くと車やバイクは気にならないけど、目の前の橋を見てると北海道のスケールが大きく感じてしまう。 それよりも風が強くなって辛い。それに気温もだんだん下がってきて、、、晴れてはいるんだけど防寒対策で合羽でも着ようかな!って感じる。でも、、もう少し。三国峠の展望台に到着。でも走っていなくても寒い、、、。めっちゃ寒い。 |
![]() いや〜怖いっす!!コケるっす!!死んじゃうっす!助けてくんなましぃ〜〜! 正面や背面からの強風ならば何でもないし横からの風でも何とかなる。しかし下から突き上げるような突風だと、バランスが保てない。速度を一気に下げて、バランスを取る事に集中。こんな突風は久しぶりだよ。 大雪湖が右手に見える頃、左側に石狩岳かトムラウシ山方面なんだけど、雪渓が残っているのを確認。今年は暖冬だと思っていたんだけど、かなりの残雪。だからかもしれないけれども、突風がやけに寒い。さすがに鼻水が垂れてきた、、。 |
![]() あまりに寒いので石北峠のドライブインで再度休憩。暖かい缶コーヒーがとっても美味しい。ついでに暖かいイモダンゴ!これがまた美味 |
![]() 石北峠を下って留辺蘂から遠軽方面に。ここまで来ると風も収まってきたみたいでまずは助かる。 |
![]() 入場料金を払って屋内に。メインフロアーにはたくさんの世界の人形が展示されている。記憶は定かでないが、どこかで見たような気がする。人形に限らずおもちゃも展示されていて面白そうだ。日本の昔からのおもちゃも展示されていた。 |
![]() 気が付いたら1時間ほどの滞在になっていた。時間も17時過ぎそろそろ出発しなくては、、、。この先遠軽や湧別はそのままスルーして紋別へ。ちゃちゃワールドでは天気は良かったんだけど、湧別まで来ると曇り空に、、、、。参ったなあ〜 |
![]() まずは風呂に入りたい。かなり寒かったからね。今までのツーリングでビショビショになった下着を持って、コインランドリーで洗濯&乾燥。これはありがたい。コインを投入してしばらくほおって置けばいい。 |
![]() 少しほろ酔い気分で部屋に戻ってテレビを見る。んん?大雪山系で遭難?何で?それも今日かい、、、。俺すぐそばを走っていたんだよ!とっても寒くって、突風が吹き荒れていたもん。ありゃ当分忘れられないよ、、、。ランドリーの洗濯物を回収してから外を見ると、、、あれ?雨?そんなバカな、、、やだよ1日おきで合羽は。明日も晴れることを期待しつつ就寝する。あ〜疲労が溜まってきたかな?zzzzzzzzzzzzzzzzzzz |
本日の走行距離 408km |
7月17日 |
![]() 出発までの時間 部屋でまったりする。テレビでの天気予報では曇りのち晴れなんだそうだ。じゃしばらくしたら晴れてきてくれるのかな?期待しよう。それと昨日の遭難事故。さらに詳しく報道していた。昨日雪渓を見ていたトムラウシ山の遭難なんだそうな。それもツアーでの遭難なんだとか、、、。大雪山のふもとしか走っていない俺だって、地獄と思われるほどの寒さや突風に見舞われたんだから、、、、山の状態はもっと凄かったんだろうな。 |
![]() たまには気分転換もいいでしょ!ってんで昨日行く予定だった日の出岬へ。 走っていれば判るけど太陽は一向に現れない。 |
![]() 寒いだけあってキャンプ場には1台のバイクもいない。それとも出発したあとなのかな?日の出は無理でも夕焼け位は一度見てみたいもんだ。 しっかし寒い。クラッチ触る左手の神経がなくなってくるみたい。時々動かしてみるんだけど、、、 |
![]() ここら辺ではみょ〜な光景が、、、。覆面パトカーや普通のパトカーが道端で赤色灯を回転させて停車している。警備している風でもないし何なんだろう。単なる威圧行為なんだろうか?確かに、あきらかに覆面パトカーではない車にも赤色灯が廻っている。まあ〜安全運転で行けばいいわけだから問題ないんだけど、、、。 たまたま駐車している隣に稚内方面から来たバイクが停車。軽く挨拶をする。この先の天候を聞くと特に問題ないらしい。事実彼はGパンのままだったからそうなのかな?体も温まってきたので出発。 |
![]() さっきの人はラッキーだったんじゃないかな? 浜頓別から猿払までは単調な道が続く。クッチャロ湖があるんだけど、、、、あえてパス。これと言って観光度合いはないもんね。後ろから車に追い越される。これ幸いとばかりに追従。この車が早いこと早いこと。実にありがたく時間を短縮できた。俺は先頭にはなりたくないから、、、。 |
![]() 近くには間宮林蔵の銅像もあるんだけど、、、何処かのおばちゃん集団が写真を撮っていたんだけど、、、この人たち間宮林蔵そのものを理解しているんだろうか?何でもいいから像があるから写真を撮ってるとしたら残念だけど、、、。 |
![]() でもここで食べるのは俺の本意ではない。できれば稚内のタコカレーを食べてみたい。これは「ケンミンショー」での情報。どこかのレストランでも探せばいいか!って走りながら市内をウロチョロ。 しかし何処にも見当たらない。気が付いたら稚内駅まで来てしまった。タコカレーごとき人に聞くのは恥ずかしい、、、 |
![]() タコ食べたい!と思って「ここのカレーはタコ入ってます?」て〜と肉なんだそうな。他のメニューを探してみると、、タコシャブ。これがいい!ってんでオーダーする。出てきたタコは冷凍されていて大きい。これって食べがいありそう!って思って鍋に入れると、、、うっそ〜すっごく小さくなっちゃうじゃん。10cmはあるかと思われた冷凍のタコ。でも鍋に入れると1cm程の大きさ、、、。豚シャブだってここまで小さくはならないけどなあ〜仕方がないか。 |
![]() では出発しようか!ちなみに俺は今回のツーリングで地図は持っていない。そう、自宅に置き忘れてきちゃった。レンタカーの時はナビが役にたったんだけど、それ以外は自分の記憶だけ、、、ハッタリなんて通用しないもん。ただレンタカーを借りる際に貰った大まかな(本当に大まかな)地図を貰ったので、それを参考にはするけど。 |
![]() オロロンラインの一部は国道ではなく道道106号線なんだけど、、、確かに電線もガードレールもない真っ直ぐな道路には圧倒されるだろうね。 でも俺的には何度も似たような道を走っているんで、、、少したつと飽きてきた。 |
![]() 長々〜と走ってやっと天塩市街まで来れた。飽きちゃったから結構辛かったりして、、、。天塩からどうするか、、、。ストレートで行くのもいいんだけど、、、、そうだ、音威子府の蕎麦でも食べに行ってみようか?大まかな地図だと80kmほど走りこむらしい。 かなり大回りなんだけど天塩から幌延経由で国道40号線に出て音威子府を目指す。 |
![]() この頃になると さすがにお尻が痛い。ポジションを若干変えてしのぐしかないかな?17時頃にやっと音威子府市街に到着。多分駅そばは間違いなくお休みか閉店後だろうから、より確実な道の駅で食べればいいか。 こんな時間に食べたら宿での食事は食べきれるか判らないけど、、、。 |
![]() おい!蕎麦を食いに来るだけのためにここまで来たんですけど!何なんだよ〜 これほど無駄なツーリングはない、、、。来なけりゃ良かった。さてさてこれからどうするか?地図を見る限り最短コースでは中川から道道118号線を走って遠別に向かえばいい。この道がダートかどうかは知らないけど、これが無理だったら2時間以上浪費しかねない。 |
![]() しかし道東と違って、滅多に走ることのない日本海沿岸。遠別町とか初山別村とか始めて聞く地名が多い。道東だったら清里だって訓子府や置戸だって、さらに合併しちゃったけど生田原だって場所は判るけど、、、こっちは本当に判らない。北海道はやっぱり大きいね!そう感じた。 |
![]() 夕食には間に合ったようで、受付をして部屋に案内される。個室を提供してくれるそうだ。で、、、、案内してくれる部屋って、、コンドミニアムかコテージ風で離れにあるんだけど、ベニヤで作ったようなハリボテの部屋みたい、、ちょっとベットに寝転がってみると、、、実に落ち着く。気持ちいいじゃん。しばらくボーーーっとしてみる。イカンイカン寝てしまうよ。 |
![]() 食べようかって思うころ、オーナーさんが夕焼けの海を見に行こうってんで誘われる。水平線に沈む夕陽を見せたかったそうなんだけど、、、、それでも綺麗であることにはかわらないポッカリ浮かんだ2つの島。天売島と焼尻島なんだけど一度も渡ったことがないのでどんな島か判らない。いろいろ質問したら判りやすく教えてくれた。山がないように平坦になっているようなのだけど斜めに傾斜しているんだそうな。 羽幌から船が出ているので行きたい人は羽幌港まで送ってくれるそうだ。もちろん連泊はOKだしバイクを置いたままで構わない。。 |
![]() ウメ〜!!こんなの食べたことないぞい!!すっごく美味しい!お代わりしたくなっちゃいそう。みんなペロリと食べてしまった。風呂なんだけど、近くの温泉に連れてってくれるそうな。簡単に着替えだけもってオーナーさんに連れて行ってもらう。たまたま連泊されている方と一緒なので、その方と入浴。露天風呂に直行。空には星空があるんだけど、、、明日はまた天気が悪いらしい。困ったもんだ。 もう一人の方はマッサージを受けたいらしく先に上がっていった。俺もしばらく湯につかったり、出たりを繰り返して風呂を出る。休憩所でしばらくテレビを見ながらノンビリしてみる。マッサージが終わったので迎えの車で宿に戻る。 しばしリビングでまったりしているとオーナーさんからコーヒーの差し入れ。ここのオーナーさんは俺みたいな(他の方もそうかもしれないけど)者でもしっかり名前を覚えてくれる。実に有りがたいなあ。22時ほどになったころ部屋に戻る。急に睡魔が襲ってきた。明日はフェリーに乗る日だなあ〜。もうツーリングは終わりになるのか!ってんでベットに入ると寝てしまったみたい。今日も走ったなあ〜!zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz |
本日の走行距離 482km |
BACK | NEXT | 旅行記TOP |